メニュー 閉じる

横浜ぶらさんぽ②[Boulangerie JEAN FRANÇOIS 北仲ブリック&ホワイト店の週末限定ランチ]

今回の「横浜ぶらさんぽ」も、横浜グルメをお送りしたいと思います。横浜トリエンナーレを楽しんだあとに、ぜひ食べていただきたい週末限定ランチです。

私は美術館を1人で巡ることが好きなので、そのときはランチを食べる時ももちろん1人。
桜木町駅・みなとみらい周辺は観光スポットのため、どこのお店も混んでいてランチ難民になってしまいます。でも、ちょっとそこから離れるだけで、混雑もなくゆったり食事ができて、しかも美味しくて、素敵なお店があるんです。

みんなで行っても、1人で行っても楽しめるおすすめのランチをご紹介します。

お店は、横浜トリエンナーレの会場のひとつ、BankART KAIKOがある「KITANAKA BRICK&WHITE」の1F、
Boulangerie JEAN FRANÇOIS 北仲ブリック&ホワイト店」です。

まず目を引くのが、この赤レンガ作りで高く大きな建物。カッコいいですよね!
ここは元々、全国の絹を集めて日本近代の礎を築いた「帝蚕倉庫」があったところで、1926年に建てられた帝蚕倉庫を復元した建物なんです。マンション・ホテル・店舗が入った複合施設になっています。

馬車道駅に直結していて、桜木町駅から徒歩8分でアクセス抜群。道の向かいには横浜市役所もあり、とても便利な場所にあります。

桜木町駅から目と鼻の先なのに、この北仲通エリアには、今まで一度も来た事がありませんでした。
この周辺は、みなとみらい・山下公園・中華街・横浜スタジアム・元町・野毛と、横浜の代名詞的スポットが他に沢山あるためです。北仲通エリアは、現在も再開発を進めている地区で、あまり人に知られていないこともあり、歴史と新しさが調和した素敵なエリアなのに人が少ない、「穴場スポット」なのです。
駅からちょっとズレただけで、喧噪から離れ、ゆったり快適に「横浜らしさ」を楽しめることに感激します。

Boulangerie JEAN FRANÇOISは、MOF(フランス最優秀料理人章)受賞シェフ 、ジャン・フランソワ氏の技術と精神を受け継ぐ美味しいベーカリーで、千葉・東京・神奈川に7店舗構えています。
そのひとつが、この「北仲ブリック&ホワイト店」になります。

北仲ブリック&ホワイト店限定、週末限定、イートイン限定の「ホリデーセット」です。このお店へそして週末に来ないと食べられない、スペシャルランチです。
サラダ、メイン、パン、デザート(プレザンヌ)、ドリンクが付いた土日祝限定セットで、メインはタンシチューなどからひとつ選べます。私は、メインに「自家製パテ・ド・カンパーニュとシャルキュトリー」を選びました。

パテ・ド・カンパーニュは、「田舎風のパテ」という意味で、家庭的な親しみやすいパテってことかな?シャルキュトリーは、 ハム、ソーセージなど食肉加工品のことをいいます。
あ、もちろん私も知りませんでしたよ。現地では、「シャルキュトリーって、なんのことじゃい!」と思いながら食べていました。

もうね、この素敵なお肉の加工品たちね!絶対パンに合うやつじゃないですか!

パテをたっぷりのせて。ソーセージとピクルスを合わせて。ベーコンとサラダを挟んで・・・。どれをどう食べても美味しい(泣)
しかも、みなさん聞いてくださいね!なんと、パンのおかわりができるんですよ!!
ああもう、無限に食べられるじゃん!!

ただ私は、悲しいことに小麦が体質に合わないようで食べ過ぎると体調が悪くなるため、涙を呑む思いでおかわりを辞退しました(「だったら、パン屋行くなよ!」とお思いでしょうが、小麦製品は大好きなのです)。

食後は、セットについてくる「プレザンヌ」という、写真左下のこれまた美味なパンをいただきます。中にクリームブリュレが入っています。表面がちゃんとキャラメリゼされていて、パリパリするんですよ。やだ、プレザンヌ、うまぁぁぁぁーーーい!!
コーヒーがとても合います。本当に幸せな時間でした。

週末のお昼過ぎにお店へ行きましたが、ほどよくお客さんはいますが、隣のテーブルは空いていて距離感をもって座れました。1人でも、周りを気にせずにゆっくりできる居心地の良いお店でした。
横浜にお越しの際は、ちょっと歩いて、穴場の北仲通エリアへ。ぜひ遊びにいってみてくださいね!